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AKIAのパートナーの佐藤です。

今日はTOSBEC（東京開業ワンストップセンター）の外国起業家をサポートする企画の一つであるセミナーを行いました。JETROと同様に、TOSBECでも起業家を支援する目的で多様なサービスが無料で提供されています。



先行き不安な世の中、会社員をしつつプチ起業する方も増えているかもしれませんが、まずはJETROやTOSBECなどの公的な支援でリサーチするのもオススメです。

今日のセミナーのお題は「外国人が起業するにあたって知っておきたい税務上の留意点」。セミナー自体は英語ですが、内容としては、日本の税制の概要や設立してからの必要な届け出、そして新設法人ならではのポイントなどを重点的に説明しました。

日本人に向けたセミナーと比べて違いを感じるのがQ&Aの時間で、絶対に質問が出ます。たまに、「おーい、それは有料レベルの質問だよ」と思うような非常に個別的な質問も出てきますが、講師としては、最近セミナー等が全てオンラインでの開講で、受講者の皆さんの反応が見辛い中、どんな質問でもしてもらえれば単純に嬉しかったりします。

起業を成功させるには、制度を知っているだけでは十分ではありません。ちょっとした作業を失念したことで、後に大きなペナルティを受けたり、節税の機会を逸することもあります。

そんなことにならないように、必要な時は臆せずに専門家に頼っていただけたらと、ピカピカの起業家さん達とのセッションで感じた一日でした。